こんにちはゴリラママ@gorilla_mama_ です。
収入が少ないわけじゃないのになぜか貯められない! どうしてもお金をある分だけつかってしまう……という方は、意外と少なくありません。
金融広報中央委員会の2016年に行われた調査「金融資産の有無と金融資産保有額2016年(平成28年)」によると、年代別に「貯蓄が全くない」世帯の割合は次のようになっています。
「貯蓄が全くない」世帯の割合
・20代……45%
・30代……31%
・40代……35%
どうでしょう。年代によっては、約半分の世帯が「貯金・金融資産ゼロ」の状態です。
うちもそうだ! という家庭も多いはずですが、やはり将来の老後資金や教育資金を考えると、この状態では少し不安ですよね。
そこで今回は、ズボラさんでもやりやすい「おすすめ貯金・貯蓄法」を3つご紹介します。
とにかくお金をまず貯めたい方から、ちょっとだけリスクを負っても資産を運用してみたい方まで、それぞれ別のおすすめ方法があります。
今回は、複雑になるので「保険で貯める」方法は除外しています。貯金が苦手〜ズボラでお金の管理ができない(以前のゴリラママです……)! という方は、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
貯金・貯蓄方法を決める前に知っておこう!貯蓄にまわす理想的な金額は10〜20%
貯金方法を知る前に知っておきたいのが、「収入のどの程度を貯金にまわすのか」です。
結論から言うと、収入に対して10〜20%くらいが「理想的な割合」だと言われています。
幅があるのは、収入やライフステージによって、どうしても必要な支出の割合が異なるからですね。
シングル世帯なら一般的に多めに貯蓄しやすいですし、お子さんが複数いるご家庭では支出が多く、貯蓄は10%くらいが限界というケースもあると思います。
世帯収入が月に50万円ある場合は、目安として5万〜10万円を貯蓄にまわすと考えるといいでしょう。
ごりまま
やっぱり、口座に目に見える形であると、安心してついついお金を多めに使ってしまうシーンが増えそうな気がするので……。ダメなゴリラですね。
おすすめの貯蓄方法3選!状況別に選んでみよう
具体的な貯蓄額、割合が決まったら、さっそく貯金方法を選びます。
まず、「近いうちに絶対に必要な生活資金」は、ここでご紹介する方法で管理するのはやめてくださいね。
ある程度は、普段使いの普通預金、もしくは予備費用専用口座(こちらがおすすめ!)で管理しましょう。
だって、余ったお金を全部貯金(しかも使いづらい状態)にしたら、急にまとまったお金が必要になった時大変ですから!
ごりまま
ここではズボラさんのために「生活資金とは完全に分けて、うっかり使いにくくする」貯蓄方法を紹介します。
ゴリラママおすすめ!将来への「そなえ」になる貯金方法
- 今貯金が全然ない!なら“財形貯蓄”
- 貯金あり!お金を安全に持ちたい・増やしたいなら“日本国債”の購入
- 余裕はあり!リスクがあってもお金を増やしたいなら“投資信託”
1.今貯金が全然ない!なら“一般財形貯蓄”
まず、今全く貯金がないという方におすすめしたいのが“財形貯蓄”です。
財形貯蓄は、簡単に言えば給与からの「天引き貯金」です。会社が窓口となって申し込みができることが多いですね。
毎月、給与の支払い分から自動的にきめておいたお金を別口座に貯金できるしくみなので、ついついお金があると使ってしまうタイプには合っていると思います。
一般財形貯蓄は、その中でも「目的を決めない」財形貯蓄なので、金利が低いデメリットがある分、一部は好きな時にお金を下ろせるというメリットがあります。ただし、積み立て(貯金)期間は3年以上などの縛りがあります。
正直言って、金銭的な余裕のある方ではうまみの少ない方法です。
ですが、「どうしてもお金が貯められない」という方が「当面の生活費相当」のお金をためる第一の手段としては良い方法です。
財形貯蓄は会社の制度の1つですので、興味のある方は、ご自分の会社に一度問い合わせてみてください。
2.貯金あり!お金を安全に持ちたい・増やしたいなら“日本国債”の購入
まとまった貯金がすでにいくらかあり、リスクを負わずにお金を少しでも増やしたい! というニーズにぴったりなのが“個人向け日本国債”の購入です。
日本国債は、簡単に言うと国の借金です。
あなたが日本に一定期間お金を貸す代わりに、利息がもらえるというしくみです。
素人でも、お金を安全に少しずつ増やせる方法ですね。
おすすめは『変動金利型10年満期』のタイプです。利回りは、最低でも0.05%くらいですね。
受け取り利子をシミュレーションできるサイトもあります。こちら、国のサイトなのでかなり「低め」に見積もってあります。
ごりまま
変動金利にするのは、今後銀行の預金金利が上がった時でも連動して上がる仕組みにしておけば、銀行金利と比較して大きく損をしないからです。
ちなみに、元本は国が保証してくれるので心配はいりません。
購入方法はかんたんで、証券会社に口座を開設し、案内に従って国債を購入します。
おすすめはネット証券ですね。
理由は、手数料が安いからです。
大手のマネックス証券あたりでOKでしょう。手数料も安いです。
国債を解約しても損はしない!ペナルティは「過去2回分(1年分)の金利」のみ
国債って一度購入したら満期までずっと持っていないとだめなの? というのが心配になる方もいますよね。
国債は、最初の1年間はおろせませんが、それ以降はペナルティとして「過去2回分の金利」を支払えば、換金できます。
例えば、4年目に換金したくなった時は、3年目の金利を差し引いた金額で換金できるということです。
1年目、2年目の金利はもらえていますので、それでもプラスになることがわかりますね。つまり、1年以上は持っていないといけないものの、それ以降は絶対に損をしないのです。
ごりまま
たしかに、日本が今後経済的に破綻することはゼロとは言い切れませんが、実は、経済評論家の山崎元さんも言っているように、日本は他国と比べて相対的に安定しています。
また、銀行よりも先に日本が破綻するというのは考えにくいですよね。というわけで、銀行にそのまま預けているよりもリスクも低いでしょう。
万が一破綻するようなことがあっても、それは「かなり先のこと」ですから、10年くらいのことは心配せずにいても大丈夫だと思いますよ。
3.余裕はあり!リスクがあってもお金を増やしたいなら“投資信託”
年収の半分くらいの当面の現金貯金はあって、元本保証で少しずつ増やす金融商品ももっている……。でも、まだ余力がある! というご家庭なら、将来に向けて「少しリスクを負う」形でお金を増やす方法を検討してもいいでしょう。
ごりまま
簡単に言えば、手数料を払ってプロに株のトレードを任せて、利益をもらおうというものです。
今まとまったお金はないけれど、将来に向けて少しずつお金を貯金するように投資したいなら、「つみたてNISA」がいいでしょう。
つみたてNISAは、毎年40万円までの投資金額なら最長20年間、投資で得た利益を「非課税」にしてくれる制度です。
簡単に言えば、毎年の新規投資額さえ守っていれば、儲けていても税金は支払わなくても良いということですね!
この制度を利用しないと、利益に対して20%の税金がかかってしまうので、ぜひ利用しましょう。
つみたてNISAは長期・積み立て・分散投資なので、短期で大きなお金を動かすよりもリスクが減らせます。こちらも、先ほど紹介したマネックス証券で購入できますよ。
ちなみに、銘柄がたくさんあって迷ってしまうと思いますが、おすすめは機械的に株を選ぶ「インデックス型」商品です。理由は手数料が安く安定しているから。
ちなみに、ゴリラママおすすめのインデックス型商品は次の2つです。
- iFree S&P500インデックス……アメリカの主要企業500社から構成されるインデックス
- ニッセイ外国株式インデックスファンド……世界23か国の主要株を少しずつもてるインデックス
日本株を扱う上場インデックスファンドTOPIXも良いのですが、結局日本の株価は世界情勢に左右されるため、ゴリラママは国内株よりも海外株の方が安定していると考えています。
また、世界情勢とアメリカの主要企業の景気もかなり連動している部分がありますから、主要なアメリカ株を集めたiFree S&P500インデックスもなかなかの優良商品です。
この2つに分散して、(心配な方は日本の上場インデックスファンドTOPIXも追加してみて)投資するのがリスク回避にはおすすめです。
有名な伝説的投資家「ウォーレン・バフェット」氏も、死後は「S&P500」に資金の90%を投資するよう、妻に伝えたと言われています。
ちなみに、プロが株を選んで投資する「アクティブ型」は一見大きな利益が得られそうに思えますが、人件費がかかる分手数料が高いです。
長期・分散投資では積み立てをするごとに高い手数料が必要になり、あまりおすすめできません。
長期の投資信託なら、投資の中ではかなりリスクもすくないため、恐ければ最初は少額から初めてみてもいいでしょう。つみたてNISA、おすすめです。
あなたのお家の家計にあわせて!投資が怖いなら「財形貯蓄」や「国債」からでもOK
ゴリラママは、将来の不安を解消するためには「お金」が重要なキーワードだと思っています。
しっかりと必要な分だけの貯金ができていれば、心にも自然に余裕が生まれます。
今、ある程度お金はあるし、貯金もしていきたいな〜という方は、今回ご紹介した方法を「組み合わせて」持つのがおすすめです。貯蓄は分散した方がリスク回避という意味でもおすすめです。
ゴリラママがおすすめしているのは「ほけんのトータルプロフェッショナル」。
保険相談というと、保険だけに特化したような内容が多い中で、ここは「家計相談」を含めた保険相談も実施できます。
もちろん、強引な勧誘は一切ありません。顧客満足度が高いのも魅力的!
実際に、ゴリラママ家はFpさんに保険・家計相談をして、保険料が安くなり、家計を見直して貯蓄もできるようになりました。
まだ貯蓄が全くできていないという方も、今からでも始めれば変わります! ゴリラママも過去はそうでしたから。
家計の状況にあわせて、今回ご紹介した3パターンの貯蓄方法を検討しながら、ぜひ家計や保険(投資信託しながら保険がかけられるものも!)の見直しもしてみてくださいね!
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